【ネタバレなしガチレビュー/評価】カテゴリー1 死線上のサバイバー

【ネタバレなしガチレビュー/評価】カテゴリー1 死線上のサバイバー

優先順位はゲームで決める!命懸けの人狼ゲームが始まる


【基本情報】
商品名:カテゴリー1〜死線上のサバイバー〜
販売元:オレンジ
開発元:オレンジ
ジャンル:テキスト型アドベンチャー/人狼ゲーム
プレイ人数:1人
ローカル・インターネット通信:なし

【公式サイト】
カテゴリー1 公式サイト

【対応機種:発売日】
スイッチ:2022年5月26日
PS4:未定
Steam:未定
ios:未定
Android:未定

【販売形態】
ダウンロード

【DL版の容量】
スイッチ:612MB
PS4:未確認
Steam:未確認
ios:未確認
Android:未確認

【税込販売価格(税率は記事作成時点)】
スイッチ:980円
PS4:未定
Steam:未定
ios:未定
Android:未定

【追加コンテンツの情報(記事更新日時点)】
なし

【レビュー環境】
レビュー機種:スイッチ
プレイしたVer:1.00(2022年5月26日時点)
クリアプレイ難易度:選択なし
クリア時間:4時間(ノーマル/トゥルーエンド回収)

【記事作成】
2022年5月26日

【記事更新】

【レビューの採点について】
1-基本的にはゲームをクリアした際のレビューになります
2-クリア時にプレイしていたアップデートVerを元にレビューしています
3-ゲームのネタバレとなる内容は避けております
4-採点は相対評価。レビュー点数は変動することがあります
5-S〜Gは一定の点数で区切ったオススメランクです
6-価格適正度は【悪・普・優】の3段階。ゲーム内容を評価するものではなく、販売価格が適正かどうかの評価になります
7-3,500円以下の低価格ゲームは10点満点で簡易評価していきます(通常価格の作品と比べにくいため)
他のゲームレビューを確認する(点数ごとにまとめた一覧ページへ飛びます)
俺のレビューランク
もう一歩足りないゲー
俺のレビュー点数
10点満点評価
価格適正度
【悪・普・優】3段階評価
5

 

↓以下ガチレビュー

 

GOOD & BADポイント 簡易まとめ


・人狼ゲームをテキストアドベンチャー形式で誰でも楽しめる
・人狼の説明や展開の流れが分かりやすく、人狼初心者向けのマニュアルとしてもGOOD
・導入部分が短いので、本題の人狼ゲームをすぐ楽しめる


・シナリオ展開が素直すぎて驚きや刺激などは特にない
・人狼ゲームの状況説明が親切すぎる分、考える余地が少ない
・人狼ゲームでの選択肢が少なくてゲームの展開幅が薄い

 

シナリオ

【あらすじ】命をかけた人狼ゲームに挑む10人

ショッピングモールに買い物に来ていた主人公の『長谷部ミライ』。
しかしそこで、ショッピングモールが大破するぐらいの爆発事故に巻き込まれてしまう・・・

────ミライが目覚めたのは知らない部屋。
ミライは、同じく何も知らされていない年齢性別バラバラな9人と合流すると、
目の前に『医療秘書AI レッテ』と名乗る少女が現れ、主人公たちは知ることになる。

この場にいる10人は爆発事故に巻き込まれていて、リアルでは一刻を争う状態であることを
この場所は搬送先の病院が用意したVR空間のデジタル世界だということを
医療現場の手が足りず、10人まとめて手術を行うことが難しいことを

そして、病院側から
”誰の手術を優先するか”を被害者自身に決めてもらうため、
人狼ゲームに似た『インフェクテッド・ゲーム』の提案を持ち込む。
主人公たちはVR空間で手術の権利を懸けてゲームに挑むことになる。

 

デスゲームの展開に持っていくには少し強引だが状況としては面白い

・デスゲーム展開にもっていくため10人を瀕死の状態にしてVR空間に押し込む
→まぁ、展開としては分かる。

・主人公達が瀕死の状況であること。医師の人数が足りず全員を助けることができない可能性があることを伝える。
→意識とVR空間を接続してまで被害者の不安を煽る行為が適切な対応かは謎だが、細かく現状を伝える姿勢は丁寧と言えば丁寧。

・病院側では10人の手術優先度をつけられないので、VR空間でゲームをしてもらい得点が高い人を優先して救います。
サイコパス

というように、
デスゲームに持っていく展開に少しサイコパスを感じる部分もあるが、
状況としては面白いかなと思った。

主人公達のリアル身体の状態は、全員が超危険レベルの”カテゴリー1(※)”に区分されているため、
それ以上の優先順位を病院側ではつけられないから被害者たち自身で決めて欲しい。
しかし、話し合いではまとまるはずはないから強引にゲームで決めよう。
という形で、手術の優先順位がつけられない問題やゲームで勝負をさせる流れについてはちゃんと説明されているので、
命を懸けたゲームが始まる理由について納得はできるかなとは思う。

ただ、トゥルーエンドを見た時に、
「本当に優先度をつけられなかったのか?」と疑問を覚える描写はあったが。


※治療を受ける必要がある人々の優先順位を決める”トリアージ”による危険度の区分け方。
カテゴリー0-治療の術なし(死亡)
カテゴリー1-緊急性が最も高い
カテゴリー2-治療は必要だが待機も可能
カテゴリー3-軽症。すぐすぐの治療の必要はない

 

説明や流れが丁寧な人狼ゲーム。初心者用のマニュアルとしてもあり

主人公達が挑むことになる『インフェクテッド・ゲーム』
10人が議論を交わしながら潜伏する感染者(狼)を見つけていくというもので、
ルールは”人狼ゲーム”そのままの内容。
役職についてもお馴染みの【占い師・狩人・霊能者】にあたるものが存在する。
議論中の活躍や所属陣営側の勝利で参加者にポイントが入り、
ゲームを3回行った合計ポイントの上位者が優先して手術を受けられる。

各キャラクターが、ゲームのルール〜話の流れ〜議論がどのように進んでいるかを、
丁寧に説明してくれるので、人狼ゲームに馴染みがない人でもとっつきやすいと思う。

ただ、あまりにも説明が丁寧すぎて、考察する余地が少なく物足りなさを感じる面もある。
議論の展開の仕方も素直で、2転3転する駆け引きはあまり感じられなかったので驚きなどは少なかった。

『インフェクテッド・ゲーム』という、オリジナルの名前を使用しているので、
何か独特な追加ルールがあっても良かったかもしれない。

 

ショッピングモールの爆発原因は?命を懸けるゲームに参加しながら真相に迫る

主人公たちは『インフェクテッド・ゲーム』をしながら、
ショッピングモールでの爆発事故の真相にも迫っていく。
話が進むにつれて謎は徐々に明らかになっていくが、
真相や動機はほとんどノリと勢いで用意された物かなと感じた。
あくまで主人公たちをVR空間におくるためのキッカケ作りとして用意した程度の話だと思うので、
ミステリー的な要素を期待すると肩透かしを喰らうかも。
過度な期待はしないほうが良いだろう。

 

キャラクター

年齢性別がバラバラの10人が騙し騙され疑いあう

お互い面識がなく年齢もバラバラの10人が『インフェクテッド・ゲーム』に参加する。
それぞれ立場が違うので、キャラクターの特徴を生かした様々な探り合いが展開されるかなと期待していたが、
参加キャラクターの半分は人狼ゲームの経験がない素人のため、
ゲームの最初から最後まで素人ムーブでまともにゲームに参加できておらず、大した印象を残せていないのが残念。

「メタ推理として初心者という点を突いてしまえば、もっと簡単に勝ててしまう気が・・・」
と思ってしまうシーンもあったので、初心者ポジションのキャラクターはもっと少なくても良かったな。

キャラデザやキャラの立ち絵は可愛らしいので、その点はGOOD!!

 

ゲーム性

選択肢を選んでいく基本的なテキストアドベンチャー。選択肢の影響で展開する物語の幅は少ない

ゲーム性はオーソドックスなテキストアドベンチャー。
選択肢が表示された時にプレイヤーが正しい選択肢を選べれば物語が進んでいく。
選択肢による大幅なルート分岐があるわけではなく、
議論に対して自主的にアクションを起こせるシステムもないので、
ゲーム性はかなりシンプルだ。ノベルゲームという認識でも良いかも。

シナリオの項目でも触れたが、
キャラクターが現状況の説明をかなり丁寧にしてくれるので、選択肢については悩む事はなかった。
悪く言えばやりごたえは無いが、良く言えばストレス無く程よい思考で『インフェクテッド・ゲーム』を楽しむことができた。

エンディングは”ノーマルエンド・トゥルーエンド”の2種類が用意されている。
上記の通り正解の選択肢を選ぶのは簡単なので、初回からトゥルーエンドに行くのも容易だろう。

 

音楽

雰囲気を守った曲作りでGOOD

議論中や謎に迫っている時の音楽が良い。雰囲気を妨げるような音楽は無いので安心。
クリア後はミュージックプレイヤーが解放されて自由に聴くことができるサービスは嬉しい。

 

その他

コストパフォーマンス・価格適正度について

価格が1000円未満とかなり安く手に取りやすい。
人狼ゲームの雰囲気を気軽に&手軽に楽しめる作品としてコスパは良いかも。

 

おわりに/総評

人狼ゲームが題材ということで、ある程度の話の面白さは保証されており、
キャラクターのやりとりを見ながら誰が感染者(狼)かを考えるのは楽しかった!

キャラクターによる丁寧な状況説明が多く、選択肢の難易度が下がっている部分はあるが、
サクッと遊べるという点では良いと思う。
人狼ゲームを知らない人でもとっつきやすいのも魅力だ。

ゲームとしてはルート分岐の無さやプレイヤーが介入できる部分が少なくて、
物足りなさも感じる面もあるが、販売価格が安めなので必要以上に求めてしまうのは酷か。
話の設定や人狼ゲーム自体は面白かったので、
次回作でも『インフェクテッド・ゲーム』が体験できることを期待したい。

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