【ネタバレなしガチレビュー/評価】あつしの名探偵

あの人気番組がまさかのゲーム化!


【基本情報】
商品名:あつしの名探偵
販売元:Phoenixx
開発元:ハッピーミール
ジャンル:ミステリーアドベンチャー、お笑い、企画物
プレイ人数:1人
ローカル/インターネット通信:なし

【公式サイト】
https://detectiveatsushi.phoenixx.ne.jp

【対応機種:発売日】
スイッチ:2023年12月31日
スイッチ_コレクターズエディション:2024年1月11日

【販売形態】
ダウンロード
※ファミコンカセット版が10個だけ市場に出回っている

【DL版の容量】
スイッチ:174MB

【税込販売価格(税率は記事作成日時点)】
スイッチ:1,000円
スイッチ_コレクターズエディション:9,900円

【追加DLCの情報(記事更新日時点)】
なし

【レビュー環境】
レビュー機種:スイッチ
プレイしたVer:1.1.0(2024年1月3日時点)
クリアプレイ難易度:選択なし
クリア時間:9時間

【記事作成】
2024年1月3日

【記事更新】

本ゲームの採点の仕方について

①企画物、脳トレ系、ツール系、などのゲームは通常のゲーム作品とは同等に評価しづらいので、簡易的な5段階のおすすめ度でレビューします。(通常のゲームは100点満点でクリアレビューしています)
②価格適正度は5段階。ゲーム内容ではなく販売価格が適正かどうかの評価になります
③クリア時にプレイしていたアップデートVerを元にレビューしています
④ゲームのネタバレとなる内容は避けております
他のゲームレビューを確認する(点数ごとにまとめた一覧ページへ飛びます)

俺のレビューランク
俺のおすすめ度
5段階評価
【優/良/普/微/悪】
価格適正度
5段階評価
【優/良/普/微/悪】
企画物作品のため設定無し
Meta score
海外メディアの
平均点
User Score
海外ユーザーの
平均点
Meta score
リンク飛び先
無し 無し 無し

簡易評価まとめ

GOOD&BADポイント簡易まとめ

・番組の延長上でゲームを楽しめる
・1000円という低価格で販売
・シリアス要素、コメディ要素どちらも楽しめる

・ノーヒントで総当たりしないといけない展開が面倒に感じる部分も
・リアル世界を絡めた謎解きがある(企画としては面白いが)
・ラスボス戦が謎の仕様でスキップされてしまう現象がある

総評

人気番組を題材にした企画物のゲーム。ジャンルはファミコン風のミステリーアドベンチャーで、本ジャンルの開発に定評のあるハッピーミールが担当。ゲームの仕様や難易度はファミコンゲーを意識している部分もあるため難易度が高め(というよりノーヒントなど面倒な場面が多い)。ギャグ要素も多くて番組の延長線上で楽しめるのが特徴だが、逆に出演者や番組のノリを知らないと楽しむのは厳しいか。企画物の割にはしっかり作られているが、ラスボスが仕様なのかバグなのか謎挙動でスキップされてしまう現象が発生しやすいのが残念ポイント。

シナリオ

【あらすじ】番組収録後に起きた悲劇

毎年の年末にTBSで放送される人気番組『クイズ⭐︎正解は一年後』。
年始の問題パートを収録した後にスタジオ裏で『レイザーラモンRG』の死体が発見される。多くの出演者が”番組の企画”だと思い気にも留めない中、MCの『あつし』はRGが本当に死んでいることを知る。事件の犯人を突き止めるために、あつしは探偵ノートを片手に独自の捜査を始める。

思ったよりも本格的な調査。出演者たちのノリが面白い

事件は死んだふりのギャグではなく本格的な殺人が行われていくので、ユニークなビジュアルとは裏腹に緊張感のあるシナリオになっている。思っているより話の展開幅も広かった。トータル的にみると笑い要素・ギャグ要素が多めなので、シリアスなミステリーを求める人にとってはズレてる面があるかもしれないが、そもそも企画物のゲームなのでその辺はご愛嬌。お笑い要素が他のミステリーアドベンチャーと比べても、独特な雰囲気を醸し出している。

企画物なので当たり前だが、お笑いネタや番組ネタ、出演している芸能人をプレイヤー側が知っている前提で盛り込まれるので、芸能ネタが疎い人にはハマりにくいかもしれない。

▲毒舌いじりが光る鬼越トマホーク

キャラクター

2023年の出演者が登場

ロンブーの淳と亮。アナウンサーのマスパンをはじめ、2023年に出演した芸能人たちが容疑者候補として登場!喋り方やお笑いネタをうまくゲームのキャラクターに落とし込めているので、どのキャラクターも濃くて会話していて楽しい!実在する芸能人ということもあり、声が脳内再生される。

ゲーム性

レトロ風の推理アドベンチャー!いや、レトロ風というかレトロゲーそのもの

▲話すにしても、まずは誰かを呼んでから話す話題を選択する。レトロライクなデザイン

その昔、ファミコンで発売された『さんまの名探偵』や『たけしの挑戦状』などを彷彿とさせるようなコンセプトで作られた、『クイズ☆正解は一年後』の番組企画で開発されたミステリーアドベンチャー。ゲームデザインやゲーム性についてもファミコン当時のような仕様で作られている。とはいえ、レトロ風を掲げていてもゲームプレイの快適性は令和水準でデザインされているはず・・・・

ということもなく、不便なシステムや理不尽要素を”意図的に”含んで作られているのが特徴。

本作はスイッチ版(※1)で販売されているが、企画(※2)としてファミコンカセットで作られているので、ファミコンのスペックに合わせた作りになっている。

(※1)スイッチ版 – 2023年1月3日現在ではスイッチ版のみの発売
(※2)企画 – ファミコンカセットを10本作って市場にサイレントで忍ばせて、購入した人がクリア&報告してくれるかどうかを追う企画。年末の放送後にスイッチへの移植版が発売された

レトロゲー特有の理不尽要素を完備

ゲームデザインが確立していなかった昔のゲームでは、理不尽な難易度や操作性の悪さなどは当たり前だが、本作はこの部分をあえて意識して作られている。開発側がイジワルというわけではなく、「誰が早くこのゲームをクリアして賞金を手にするか」という番組の企画を前提として作られているので、ゲームのバランスやゲーム性にツッコミを入れる事は、このゲームについては野暮なこと。

「理不尽要素がある」とは言ったものの、”クリアして企画が成立”する部分があるので、難しいミニゲームやノーヒントで展開される部分はあるが、最後まで投げずに粘ったプレイをすれば突破は可能で、ある程度はマイルドな調整になっている。

即死イベントもあるが、セーブはいつでも可能(セーブファイルは10個)なので、制作側の良心を感じる。一つだけ”リアル世界を絡めた謎”があるが、これに関しては自分で何とかしようとすると大変なので、X(旧Twitter)などの情報ツールを活用するのは仕方ないと思う。(リアル世界を利用しない別のルートもあるが難易度は高め)

バグ?裏技?ラスボス戦を意図せずスキップしてしまい消化不良が・・・

最後は犯人を追い詰めてラスボス戦が始まるのだが、何故かラスボス戦がスキップされてしまい、そのままエンディングに移行してしまった。そのせいで訳が分からずゲームが終わってしまって消化不良。この現象がバグなのか裏技なのか、、、はたまたギャグなのか?どうにも判別はつかないが、この現象は再現度が高いようで同じような報告がSNS上でも多い。このゲーム自体が企画物のギャグ系ゲームなので怒りはそれほど湧かなかったが、これが普通のゲーム+高価格ゲームだったら間違い無く炎上している問題だったと思う。

音楽

レトロサウンドでゲームを演出

音楽ももちろんファミコンサウンド。
ミステリーに相応しいシリアスな雰囲気だけでなく、お笑い調のコメディBGMも完備。特徴的なSEも用意されていて印象強かった。

その他

TVerで2023年年末放送分が観れるぞ!

【TVer公式リンク】クイズ正解は一年後

2024年1月6日(土)まではTVerで無料で見れるので要チェック!
『あつしの名探偵』についてのコーナーもあり。

クリアキャンペーン中!(2024年1月31日までの応募)

スイッチ版の最速クリア者には出演者のサインが入ったファミコンカセットが貰えるキャンペーンを実施中。しかしクリア者はすでに存在しているため、本キャンペーンの対象外になってしまうが、2024年1月31日までに応募していれば、抽選で5名に『あつしの名探偵 オリジナルカセットキーホルダー(オリジナルver)非売品』が当たる可能性があるので、興味がある人は公式サイトにアクセスしてクリア報告してみると良いかも。

おわりに

年末の定番(だよね?)である人気番組が、企画の一つを使ってまさかのゲーム化
予算の使い方が半端ないですね!

番組の延長上でゲームを楽しめたので、本番組のファンは間違い無く楽しめる作品になっていると思うし、”ファミコン×芸能人系ゲーム”が好きな層にもウケる仕上がりになっているように思う。また、ゲームとしてのクオリティをあげるというよりは、ギャグ企画としてのクオリティに振りきって制作し、ゲームを売って利益を得るわけでは無く、割り切って低価格設定にしている点も非常に好印象。

本作と同じようなレトロ風ミステリーアドベンチャーを手がけている『ハッピーミール』を開発会社に選んでいる部分も、ガチでゲームを作ろうとしている感じが伝わり面白い。

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