64で発見!!たまごっち みんなでたまごっちワールド【懐ゲー紹介8】

64たまごっち
64のボードゲームといったら?
えっ?マリオパーティ?
ノンノン『たまごっち』なんだよなー



64で発見!!たまごっち みんなでたまごっちワールド
発売日:1997年12月19日
ジャンル:育成ボードゲーム
開発:ハドソン、任天堂
販売:バンダイ
対応機種:NINTENDO64
販売本数:約73000本
CM:
たまごっち64 CM
64で発見!!たまごっち みんなでたまごっちワールド 公式サイト
(公式サイトわろたwまだあったのか!)
64のボードゲームといえば『マリオパーティ』を思い浮かべる人が多いかと思いますが、
知る人ぞ知る隠れた良作ボードゲーム
『64で発見!!たまごっち みんなでたまごっちワールド』
というゲームがある事を知っているだろうか。
※以下、『たまごっち64』
実はこの『たまごっち64』は、任天堂が企画し開発にも携わっている作品で、
なんと!あの『マリオパーティ』よりも先に発売しているゲームなんです。
※初代マリパは1998年12月18日発売
つまり、『たまごっち64』はマリパの原点とも言える作品ですね。
今回は、そんな『たまごっち64』についてご紹介します。
ブログレビュー用 シナリオ
◆きっかけは博士のひらめきから・・・
たまごっち64 博士
たまごっちの発見で一躍有名になった博士。
しかし、有名になってもお見合いは成功せず・・・
たまごっち64 博士2
そんなとき、未知のたまごっちが乗ってきたUFOが墜落し博士の頭にクリーンヒット。
その衝撃でひらめいた新しいたまごっちハウス!
それは、ボードゲームを楽しみながら、
たまごっちを育成出来ると言う画期的(?)なものだった。
ブログレビュー用 キャラクター
◆おなじみのたまごっちはもちろん64でしか見れない新種も!!?
いまでも現役(?)の「まめっち」「くちぱっち」「みみっち」などはもちろんですが、
たまごっち64
64でしか見れない新種のたまごっちも沢山登場します。
まりおっち
「マリオっち」とか知っている人いるのだろうか・・・
ブログレビュー用 ゲーム性
◆シンプルで皆が楽しめるボードゲーム
タマゴッチ64ボード
このゲームは非常にシンプル。
マリオパーティのような周回マップを周りつつ、
自分のターンにたまごっちにご飯を上げたり運動させたりして
大人のたまごっちに先に成長させた人の勝ちとなります。
ただ、ご飯や運動、しつけなどの特定のアクションを行うと、
アクションポイントが減り、必要数のアクションポイントが無い場合は行動出来なくなるので注意!
ポイントは、特定のマスやスタート地点で回復する。
(ポイント管理はそこまでシビアではなかった印象)
◆初見でも五分で戦えるシンプルなミニゲームが熱い
マリオパーティの前身と言う事もあり、たまごっち64にも『4人対戦のミニゲーム』が収録されている。
ミニゲーム数は10個と少なめだがどれもシンプル操作で楽しめ、
1試合中になんども同じゲームに遭遇するため、所持者との間に力の差が生まれにくいのがGOOD。
マリオパーティのように凝ったミニゲームだと、友達に説明するの面倒ですもんね。
その分、たまごっち64は話が早くて助かりますw
中でもおすすめは
『ドリルでGOGO』
ドリルでGO
マリオパーティでもおなじみの『スティックをグリグリ』して先に掘り進んだ方が勝ち。
このミニゲームを遊ぶ時は、皆これでもか!と言わんばかりに
「うおぉぉぉぉおおお!」のかけ声とともに本気でぐりぐり回します!
・・・64コンの寿命が一気に減ったのはコイツのせいかも知れない。
◆誰も不幸にならない平和なゲーム
ボードゲームと言えば「誰でも平等に遊べる」イメージが強いジャンルだが、
実はそんなこはなく『マリオパーティ』も『ドカポン』も『桃太郎電鉄』も力の差が露骨に反映されますよね。
たまごっちも少なからず敵を妨害するアイテムなどはあるが、
喰らっても他のボードゲームよりリカバリしやすいのでそこまで痛い物でもない。
また、多少の差は生まれるものの、普通にやってれば最終進化の一歩手前まで皆到達出来ると思うので、
絶望的な差にはそうそうならないんじゃないかと思う。
あなたは、『マリオパーティ』で皆がスターを確保している中、スター0の友達の顔を見た事ありますか?
あなたは、『ドカポン』で装備をパクられて不機嫌になった友達の顔を見た事ありますか?
あなたは、『桃鉄』でボンビラス星に連れてかれて、3択を全て間違えた友達の顔をみたことありますか?
たまごっちは、友達の顔をそんな顔にはしません。
負けてても、自分のたまごっちの進化が楽しみでモチベ維持しやすい平和なゲームなんです。
ボードゲームで友達を無くした人は、
たまごっち64に出会えていればそんな悲劇を生む事はなかったかもしれない・・・!
ブログレビュー用 音楽
◆耳に残る音楽多し。作曲者はゼノブレイドのあの人
実は良曲が多い『たまごっち64』。
コミカルな曲が多いので、非常に耳に残りやすい。

クリアにリーチがかかった時に流れる曲。
曲名は『うんこマン』
良い曲です。
ちなみに、作曲者はゼノブレイドで一躍有名になった『ACE』。
(※+ではない)
ACEは基本的にはテレビで流れる曲を作ってたとの事ですが、
たまごっち64が初のゲーム曲になるのかな?
ブログレビュー用 その他
◆そして伝説のゲーム『マリオパーティ』へ
マリパ
たまごっちの経験を元に、任天堂とハドソンは翌年に『マリオパーティ』を出しました。
色んな積み重ねがあって、今があるんですね。
◆プレイ時間が長くなりがち
上記ではこのゲームは比較的ライトに遊べると紹介しましたが、
プレイ時間はライトとはいえず、一度始めると腰を据えてどっしり遊ぶはめになります。
最終進化までに、普通に遊んでも1時間以上はかかったような気がします。


たまごっち64は、ニンテンドー64の中でも隠れた名作だと思っています。
ぜひ、4人で集まってもう一度遊びたいゲームの1本です。
また、最近のゲームで言うと、たまごっち64のポジションが
ぶつ森アミフェス
『どうぶつの森 アミーボフェスティバル』
かと思われますが、こちらは子供もコントローラを投げ出すほどのク○ゲー。
開発スタッフにはぜひとも『たまごっち64』を遊んで頂きたい。

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