こんなことになっていたのか・・・
JAGMOとは。そして現在
JAGMOといえば、ゲーム音楽を専門とした音楽集団で、
クオリティの高いメドレー型の演奏が特徴。
NHKで放送された『シンフォニックゲーマーズ』は注目度が高く、『JAGMO』の名前を何となく聞いたことある人もいるんじゃないかなと思います。
『JAGMO』の活動や情報の更新が、2021年頃からほとんど無く、
「まぁ、コロナ禍だしな。仕方ないよな」
と思っていたが・・・
実はこんな事になっていた。
【拡散希望・大募集】
— 田中亮祐 (@T_Ryosuke84) March 10, 2023
弊社が商標権を所有、管理する
日本初のゲーム音楽専門のオーケストラブランド
「JAGMO」を売ります。
譲渡対価は1億円。
経緯と詳細は下記に記します。
→続く pic.twitter.com/tKZuQB6AfB
なんと、まさか売りに出す事になっていたとは・・・
公式ドメインも失効しており、ブランドは完全に停止している模様。
売り上げは結構ありそうだし、コロナ自粛も一旦落ち着くので、
ちゃんと管理してくれるところに渡れば復活はワンチャンありそうだ。
※追記※ 2024年8月1日 JAGMO復活!
【情報解禁】
— JAGMO (@jagjagmo) July 31, 2024
JAGMO復活プロジェクト「JAGMO 2.0」始動。
第一弾として
「東方Project × JAGMO」コンサート音源の販売を開始いたします!
本日8月1日より各音楽配信サービスにて
ダウンロード購入いただけます。
販売サイトは順次拡大予定。
ぜひあの感動をもう一度! pic.twitter.com/ZbgY9e7TUf
JAGMOが奇跡的に復活!
復活企画の第一弾として 「東方Project × JAGMO」コンサート音源が販売。
また、過去公演の映像や音源についても関係各社と協議しているとのことなので、これらも商品化されるかもしれない。これは非常に嬉しいですね!
コンサートの復活もあるかなと思うので、ゆっくり待ちたい。
※追記※ 2023年7月1日 公式からの声明が追加
ずっと沈黙状態だった公式からの説明が2023年7月1日に公開。
臨時に作成されたウェブサイトから内容を確認することができます。
(レゾナージュ側からの内容説明)
内容の要約
<前提>
・現在JAGMOの商標を管理しているレゾナージュ。支払いなどの経理作業を請け負う
・JAGMOの運営は山本和哉氏が代表を務める『JAGMO運営事務局』が行う
・2021年4月から『JAGMO運営事務局(山本)』との連絡が取れなくなった
・レゾナージュはJAGMOの運営に関して指揮監督はせず、運営団体主体の活動と認識して、今回の騒動に口を出さなかったが、『JAGMO』のブランドが毀損し始めているので声明を出すことに
<レゾナージュ(田中)とJAGMO(山本)の関係性>
・レゾナージュの田中とJAGMOの山本は学生時代の同級生
・山本(JAGMO)は当時商標を管理していたカヤックの中では思い描いていることができず独立したいと考えていた
・田中(レゾナージュ)は個人事業を法人化するタイミングだったので、権利をカヤックから買い取って山本(JAGMO)の夢を手助けできないかと考える
・様々なやり取りがあり、田中の100%出資で『レゾナージュ』が誕生して山本(JAGMO)は取締役というポジションに
・カヤックから『JAGMO』を5000万円で買収。田中の親戚や金融機関からの借入を中心とした資金でその費用を賄う
<JAGMOの運営体制>
・新体制の1回目は2018年3月の『アンダーテール』の回
・過去の回も含め、企画から予算繰り、会場設営、演奏家・編曲家手配、集客全てを山本(JAGMO)を代表とする常時3〜5名ほどで行う
・レゾナージュは商標の貸与、契約時の名義貸し、経理業務、でサポート。JAGMO運営活動における収益の一部を管理費として回収し、借入金を返済
<山本の心情の変化>
・高い利益を出す公演とそうでない公演の差が顕著に現れる
・人気ゲームのタイトルに特化してメーカーとタッグを組んだ公式コンサートと、山本の独断と偏見でセレクトしたオムニバス公演とでその差が生まれていた。山本もそのことに気づき熱が冷めていく
・メーカー担当者やJAGMOスタッフと連絡が取れないことが増える。取れても虚偽の説明が目につくように
・山本は入院してると嘘をついたりしてサボりまくり、3000万の案件を飛ばす事態に
・山本(JAGMO)が全てを指揮しているため、山本が動かないと何も進まない。しかし山本は誰ともコミュニケーションを取らなくなった
<このままではやばい>
・このままJAGMOが消えるとレゾナージュとしても損害になるので、赤字の公演や次の公演分を補填し5000万円を調達してJAGMO運営団体(山本)に貸し付ける
・ある日、山本(JAGMO)からLINEで「取締役を降りたい」と一歩的に連絡がくる。レゾナージュが貸していた社宅はもぬけの殻で失踪。それが2021年4月末
・レゾナージュがJAGMOに投資した金額は1億
<まさかの事態>
・失踪した山本(JAGMO)とJAGMOの取り組みに携わっていた会社がタッグを組んで新会社を設立。そこでゲーム音楽のコンサートを開催していた
・しかも、演奏者、編曲家、音響、映像投影、撮影の技術会社などはJAGMOと同じ取引先
・法的対処へ
<その他情報>
・JAGMOの売却はまだ出来ていない
・JAGMOの会員システムへのアクセス権がないため、会員の削除処理はできず。しかしシステム自体は止まっているため、勝手な入金処理はされない
公式の説明を読んで・・・
これはレゾナージュ側の説明なので、山本さん視点だとまた違った説明があるのかもしれないが、JAGMOを適当に捨ててお客さんを裏切ったことは事実なので、山本さんにはそのあたりはちゃんとケリをつけて欲しいですね。その間ファンが払っていた会費とか完全に無駄になっていると思いますし・・・。
JAGMOを捨てて別のコンサートを企画してたり、ある程度事情を知っているはずなのに協力している人がいたりと、登場人物にサイコパス味がある人が多いのは厳しい。正当な主張が通らないからな・・・
田中さんのJAGMOの思いや昔からの関係性が変わってしまった悲しさなどの気持ちを考えると、何とも言えない気持ちになりますが、何とか頑張って欲しいところです。
こうなってくると山本さん側の説明も早々に欲しいところですね。
JAGMOの思い出
JAGMOのコンサートには2回ほど行ったことがある。
ロマサガ、FF、マザー、サクラ大戦、などの有名タイトルの曲がメドレー形式で演奏されていて、壮大な演奏が休まず流れるコンサートは興奮しっぱなしだった。
FF10の雷平原の落雷SEを鉄板かなんかを叩いて演出していたり、
ユーモア感も持ち合わせていて印象的。
YOUTUBEには演奏動画は少ないけど、公開されている『キャサリンフルボディ』の演奏も素晴らしいので良かったらどうぞ。
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