スクエニが贈る、新生タクティクスRPG!
2022年3月4日発売。体験版配信中。
【基本情報】
商品名:TRIANGLE STRATEGY
販売元:スクウェア・エニックス
開発元:アートディンク & SQEX浅野チーム
ジャンル:シミュレーションRPG
プレイ人数:1人
ローカル・インターネット通信:なし
【公式サイト】
・トライアングルストラテジー 公式サイト
【対応機種:発売日】
スイッチ:2022年3月4日
【販売形態】
ダウンロード、パッケージ
【税込販売価格(税率は記事作成時点)】
スイッチ:7,680円
【体験版プレイ環境】
レビュー機種:スイッチ
プレイしたVer:2022年2月配信版
プレイ難易度:ノーマル
プレイ時間:約5時間
【記事作成】
2022年2月12日
期待度&面白そうな点 簡易まとめ
期待度:8(1〜10段階)
・戦略性のあるタクティクス
・特徴のあるキャラの使い分け
・選択肢による分岐の幅
体験版で遊べる範囲
体験版で遊べる範囲は1章〜3章で約5時間ほど。
戦闘パートは各章に1回ずつある。
3章は分岐ルートになってる。
【あらすじ】塩と鉄を巡る三国大戦から平和へ
30年前に『ノゼリア』という大陸で、
・グリンブルク王国
・エスフロスト公国
・ハイサンド大教国
の3国が、塩と鉄を巡って巻き起こった塩鉄大戦があった。
現在では戦争もなく平和な情勢となっていた。
鉄が取れる新しい採掘所を3国で共同の事業とする動きもあり、
『ノゼリア』の平和を約束するような取り組みがどんどん進んでいた。
そんな中、グリンブルク王国に住む主人公の『セレノア』と
エスフロスト公国の公女『フレデリカ』との政略結婚の準備が進んでいた。
世界情勢はわりとシンプル設定。今後どう広がるのか
『失われた財宝』『未知の力』などをめぐって、各国との戦争になるようなシナリオ設定は多いが、
本作では”塩や鉄”が争いのネタとなっており、リアリティのある設定になっている。
派手さは無さそうだが、リアリティある分シナリオが理解しやすく入りやすいのは良い点。
ただ、展開の仕方によってはそのまま地味な戦争で終わってしまう可能性もある。
作中では世界大戦から30年経っていて、3国は世界平和に向けて動いているが、
平和の取り組みがどのように拗れて、各国がどのような正義(言い分)を掲げて、
第2次世界大戦に発展していくのかが見どころかな。
ストーリーパートが長め?基本的なゲーム進行について
【ナレーション→メインストーリー(サブストーリー)→RPGパート→戦闘パート】
という流れで進んでいく。
ナレーションとメインストーリーでシナリオの案内は丁寧に作られているが、
『RPGパート+戦闘パート』と比べてシナリオパートの割合が多いので、
大半は会話を聞いている時間だった。
サブストーリーもこなしていくと会話パートは長そうなので、
怠く感じてしまう可能性もありそうだ。
体験版でプレイできるのは冒頭の部分なので、
物事の導入や説明会話が多くなってしまうのはあたりまえだが。
(サブストーリーはメインストーリーを補完する役割。戦闘パートは無さそう?)
また、RPGパートはストーリーパートと戦闘パートの合間にあり、
街の中など決まったエリア内になるが、自由に探索したり住民の会話を聞くことができる。
(後の選択肢に関わる重要な会話をRPGパートで聞けたりもする)
プレイヤーの選択が繋がりや世界を変える!?奥深い選択肢システム
ゲーム内の選択肢や戦闘の行動?によって、主人公『セレノア』の信念が決まる。
信念は3つの種類に分かれていて、
蓄積している信念によって今後の展開や加入する仲間に変化が出る。
途中の展開が変化するのは当たり前として、
物語の結末にも影響するのかが気になるところ。
選択肢の内容は、あからさまに正解っぽい選択肢やふざけた選択肢は無く、
結構真面目なものになっていたので、人によって選択肢にブレがありそうなのは面白そう。
本音と建前の選択をプレイヤーにさせるような選択肢は面白い。
戦闘はオーソドックスなシミュレーションRPG
戦闘パートはオーソドックスでイメージ通りの内容。
タクティクスオウガのようなシステムで、
・高低差補正
・バックアタック
・味方と敵キャラを混ぜて素早さ順に行動
というような要素を含んでいる。
ゲームを進めることで新システムが解放される可能性はあるが、
シミュレーションRPGが好きな人は問題なく楽しめるシステムだと思う。
序盤ではやれることが少ないので、体験版の時点ではまだまだ本質に触れることはできない。
キャラの個性を重視した調整。育成やカスタマイズ要素は薄め?
剣、魔法、弓などの武器はキャラごとに決まっていて変更はできない。
また、クラス(職業)の変更システムもなくキャラごとに個性が強めに決められている調整になっている。
なので、好きなキャラクターでパーティを組むというよりは、
状況に合わせて効率的なキャラクターを選んでいくスタイルになる。
個人的には、どのキャラにもスポットがあたるこの調整は好きだが、
キャラクターの育成やカスタマイズ性が薄くなりそうなので、
人によっては好みが分かれそうである。
おわりに
シミュレーションRPGとしては無難に楽しめそうなので、
この類の戦闘システムが好きな人はマストかなと思う。
あとは、全体のストーリーと本作の特徴である
『選択肢、分岐』システムがどれくらい幅があって熱いものになるかだな!
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