ここ数年の中では、一番良いと思った!!
※予告ムービー内でのネタバレはあり
突然ですが、ここで映画に関する記事です。
4月19日の本日、『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』が公開されたので、
さっそく見てきたよ!
『クレヨンしんちゃん』は俺の大好きなアニメだ。
最近は『クレしん』に限らずアニメを見ることがなくなってきたが、映画の『クレしん』はかかさず見ている。
ここ数年は、しんちゃん好きの友人と劇場まで足を運んでいるほどだ。
クレヨンしんちゃんは、子供にはもちろん。オトナにも見てほしい作品である。
子供の頃の視点とオトナになった今の視点では見方が大きく変わってくる作品だと思う。
◆ここ最近の『クレしん』の映画のクオリティは・・・?
今年で22作品目に突入したしんちゃんだが、
正直ここ数年の映画は面白くないと俺は思っている。(※個人の意見)
2004年の『カスカベボーイズ』あたりから、俺の中でビビッとくるものは無かった。
特に、2006年の『踊れアミーゴ』からは全部つまらない印象しか無い。
今作は、スポットライトが『ひろし』に向いていることもあって、かなり期待している。
◆思わず声が漏れてしまう笑いあり!
まず、シンプルに感想を言うと・・・
面白かった!!!
ここ数年では間違いなくトップの出来!
嵐を呼ぶシリーズの『オトナ帝国』や『戦国』と比べるとさすがに劣るが、
その2つに次ぐ3番目(※)の完成度だと思っている。まぁ『ヤキニクロード』も結構好きなんだけど。
(※嵐を呼ぶ以降の作品での順位)
前作の『B級グルメ』のように、”ここで笑え!”のようなスタンスではなく、
一連の流れの間に、テンポよくギャグが散りばめられている感じなので、
ギャグ周りはかなり丁寧に感じた。
ちなみに前作と比べると、ギャグネタの対象年齢が上げられている。
『喘ぎ声からのマッサージオチ、朝まで生テレビパロ、コロッケの五木ひろし、陰気→イン○ン』
など、
オトナだからこそ、クスッとしてしまう場面も多い。
ロボとーちゃんがケツから燃料補給するシーンは、年齢問わず笑ってしまうなw
◆思わずウルっとしてしまう涙あり!
観る前から感動路線であることは予想できるが、
それが分かっていてもやっぱりウルッと来てしまう。
ただ、思ったほど感動路線ではなくギャグの傾向が強いので、その点は観る前とのギャップだった。
ED後は、俺も友達も感傷に浸ってしまい、
あまり映画について語れなかったのが印象的だ。
◆全体的には面白いが、惜しい部分も目立つ
全体を通してみると、非常に良い作品であるとは思うが、
中盤から終盤に移行する部分にかけて、退屈と感じる部分があった。
もう少しロボとーちゃんと野原一家との心情・葛藤を演出して最後に繋げてほしかったと思う。
特に、ひろしとロボひろしのやり取りをもう少し増やしてほしい。
◆物足りないボス感と戦闘シーン
もう少しボスに恐怖感があってもよかったかなと思う。
小物感を感じたな。
また、ロボットということもあり戦闘シーンが用意されている。
ロボとーちゃんの戦闘シーンはかっこよく、思わず魅入ってしまう!
もう少し戦闘シーンが多かったら最高だった。
◆武井咲とコロッケの演技が良かった
この二人はすごいな。特に違和感がなかった。
セリフ量が、ゲスト声優にもかかわらず、
多く用意されている中、良い仕事ップリだった。
◆予告ムービーでだいたいネタバレしているのが残念
予告ムービで大まかな展開を予測できてしまうのは残念だった。
もちろんそれを加味しても面白かったが、サプライズ要素は薄かったかな。
久々に、クレしんの映画を観た後にスッキリできた本作。
やっぱ、クレヨンしんちゃんは面白いな。
子供も大人も楽しめる作品だと思う。
次回作もこのままのクオリティを維持して繋げてほしいと切実に願う。
いまならカードがもらえるぞ!!!