幼稚園戦記まだら
発売日:1996年1月26日
ジャンル:RPG
販売/開発:データムポリスター
対応機種:スーパーファミコン
販売本数:?
ED:幼稚園戦記まだら ED ニコニコ
俺とこのゲームの出会いは・・・・
ドラクエ6の抱き合わせ商法で付いてきた!!!
当時、ゲームソフトの抱き合わせセット商法が多く、
この『幼稚園戦記まだら』はメインソフト『ドラゴンクエスト6』についてきたおまけの一つだった。
実はもう一本『謎のソフト』がついて来たのだが、その紹介はまた別の機会にしよう。
実はこのソフト、オリジナルのゲームではなく、原作が存在する。
1987年から『マル勝つファミコン』というゲーム雑誌で連載されていた
『魍魎戦記MADARA』という作品の派生作品なのである。
調べた感じ、そこそこの知名度があるようだが、俺は全く認知していなかった。
『幼稚園戦記まだら』に原作があったのをココ最近知ったようなものだ・・・
どうりで、設定や話が意味不だったわけだ・・・
ちなみにこのゲーム、どうやらプレミアが付いていたらしく、
売却時の値段が8000~1万くらいの値段だったので、いまでもかなり印象強い。
○DQNネームのコミカルなキャラクター達
主人公のマダラ(写真中央)
兄の影王(写真右)
カオス(写真左)
聖神邪(写真左奥)
4キャラそれぞれの物語を追うことになる。
どのキャラクターも性格が独特で、印象に残りやすい。
しかし、
なぜか皆同じ髪型である。
○幼稚園生に命運がかかってる!?
夏休みを迎えた暇な(?)幼稚園生達がお送りする冒険劇。
幼稚園を狙う謎の連中を倒すために立ち上がれ!!
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と、書いてみたけど正直うろ覚えだ。。。
検索しても情報は充実してないし、すでに売却済なので詳細なシナリオは分からない。
原作があるということで、当時プレイしてるときもよく理解しておらずフィーリングだったからなぁ。
覚えてるのは『カオスの章』でカオスに寄生しているパックンチョみたいなのがいるんだけど、
それとは別に、パックンチョのお母さんがセミに寄生してて感動の再会をした場面。
(何を言っているか分からないと思うが、俺も分からない)
○独特なゲームシステム
このゲームが特に印象深いのは”独特のゲーム性”によるもの。
キャラクターは自動で街中を動く。
プレイヤーはマウスカーソルとなって”神の手”のポジションから、主人公たちを導いていく。
プレイヤーは直接キャラクターを動かすことは出来ないが、その代わり街中に置いてあるアイテムをクリックすることで、アイテムがアクションを起こし、キャラクターの進行に影響を与える。
・信号を赤にすると、キャラクターが止まる
・猫を鳴かせると、猫に寄っていく
・ラジコンを動かすとラジコンを追いかける
etc…
上記のアイテムをうまく利用し、主人公達を目的地まで導くゲームである。
・・・この説明だけでも、もしかしたら伝わるかもしれないけど
このゲームすごく煩わしくて面倒くさいんだよね。
投げてもおかしくないレベル。
特に進めたくなるようなシナリオでもないですし。
いまの時代なら、スマホゲーとしてなら割とありかもしれぬ。
○戦闘システムは”叩いてかぶってジャンケンポン”
このゲームは、あのおなじみの遊び・・・
『叩いてかぶってジャンケンポン』で勝敗が決まる。
・ジャンケンの勝敗の確認
・攻撃、防御の選択
とにかく反射神経が必要となる勝負なので、これはこれで難しかったりする。
残りHPが1の時のプレッシャーは異常。
ちなみに戦闘は、全部イベント戦闘で、戦闘回数が決まっている。
耳に残る曲が多く、結構クセになる。
明るいポップな曲で彩るので、楽しくなってくる。
音楽を聴くためにゲームを起動することも。
・ゲーム内にあるミニゲームが結構面白かった記憶
・漫画(全4巻)展開もしている
・ラジオドラマもある
・びっくりするほど動画が無い
唐突に思い出して、記事を書こうとしたが、
予想以上に情報が無くて困った!
正直、ゲーム内容は面白いとは言えない。
システムの面倒くささが異常でイライラしたりしたが、
何故か忘れられない作品である。
昔は、抱き合わせ商法やネットが普及していない時代だったからこういった意図しない出会いが多々あったが、
今の時代じゃイレギュラーな出会いを起こすのは中々難しいよね。
福袋くらいかな?(とはいっても地雷率が異常なので手を出したくないが)
地雷を回避できる環境はありがたいが、予期せぬ出会いが無い今の環境は寂しくもある。