【ニンダイ】ニンテンドーダイレクト2025.4.2 Switch2本体+体験会動画感想

ついに、Switch2の全容が明らかに!!
ゲームソフトの情報は多すぎるので、本体の詳細や体験会動画の感想


プレゼン動画の感想

ニンテンドーダイレクトのクオリティの高さはやっぱりすごいですね!
紹介されたソフトラインナップの良し悪しは人によるとして、プレゼン動画の見せ方やボリュームは競合他社と比べても圧倒的なクオリティを感じる。ダレる事なくワクワク感を維持させて、エンタメ会社のスタイルを貫くのは素晴らしい。

Switch2の詳細が発表されたニンダイ2025.4.2では同時視聴者数がなんと328万人。日本では1位の記録。2位はニンダイ2025.3.27で200万人。ワンツーでニンテンドーダイレクトがランクインしている。2024年6月あたりのニンダイで126万人ほどありその時点でも驚異的だったが、ゲームニュース会場として充分浸透した様子。ニンダイで紹介されるだけで広告効果は大きいだろう。

Switch2についての感想

販売価格と海外転売対策について

販売価格は国内専用版が49,980円(税込)。
プレゼン動画内の紹介ではスペックがそこそこ高そうなのと、昨今の物価高を鑑みると6万・・・最悪7万か?と思ったが、5万円に抑えてきた。PSやXBOX、PCのことも考えると6万以上だとネガティブになりやすいので、ここは頑張ってきたなという印象。ただ、ゲーム機としては高く、ほぼ高級アイテム。ゲームに対する価値観が高くないと最新ゲームに付き合っていくのは厳しそうだ。各家庭のお財布事情がシビアになりつつあるので、スマホなどの必需品を優先してゲーム機は後回しというケースが今後も増えるとは思う。

国内専用版は収録言語が日本語のみ、かつ設定を”日本”にしているアカウントと連携可能。海外からe-shopへアクセスする仕様はわからないが、外国の人は日本版Switch2の購入はしづらそう。多言語版もバリエーションとしては用意があるが、価格が69,980円(税込)と高く、かつマイニンテンドーストアでしか購入できないので大量転売は難しいだろう。適したユーザーの手に届くようであれば、SNSが哀しみと愚痴で埋まらずに、正常に賑わってSwitch2の印象がよくなっていきそう。

2025年4月4日からマイニンテンドーで始まった抽選予約にて、公式サイト上でSDカード(Express)や新プロコンも買えるが、これらの付属品は”抽選で当選したアカウントのみ購入可能”という徹底的な仕組みで転売ヤーへの対策を図っている。直近で転売ヤーによるSDカード(2万円相当)の買い占めが横行していたが、マイニンテンドーストアで購入すれば6,980円で買える。

日本ファーストの姿勢が素晴らしい

ゲーム業界だけの話では無いと思うが、海外市場の売り上げが多くなって無視できない状況で、日本の会社なのに日本向けの対応が疎かになりがち・・・みたいな展開を見る事が増えてきた気がするが、任天堂は日本ファーストの姿勢が強く、ゲームユーザーだけに留まらなず日本人全体へのアプローチをかなり上手くやったと思う。その反動として海外ユーザーからの反感も強いが、最近のゲーム事情は日本ユーザーからしたら意味わからんくらい海外優先ムーブが多かったので、日本優遇も多少はね。

ソフトラインナップについての感想

Switch2向けの新作ソフト・移植ソフト

新型ゲーム機の初期としてはかなり飛ばしていて、今までの販売戦略とは大きく変わってると感じる。サードパーティ製ソフトの数が多くて充実感はあるが、個々で見ていくと完全新作が多いわけではないし、移植やリメイクとしてもベターなラインナップなので、唸るほど魅力のあるラインナップでは無いかも。Switch2専用ソフトで(現状は)フロムソフトの完全新作『The Duskbloods』が発表されるなどのサプライズもあったので、サード製のSwitch2用ソフトについては引き続き期待したい。
※『The Duskbloods』は最大8人のPvPvE。他新しい挑戦を盛り込んだ作品

The Duskbloods 任天堂公式インタビュー

肝心のSwitch2専用任天堂ソフトは、

  • マリオカートワールド(全体のコースが繋がっているオープンワールド仕様)
  • ドンキーコングバナンザ(64以来の3Dアクション)
  • カービィのエアライダー(22年越しのエアライド新作)
  • ドラッグアンドドライブ(車椅子バスケ)
  • NINTENDO Switch2のひみつ展

あたりが完全新作として発表。
エアライドの復活や3Dドンキーを優先して開発していた驚きはあるが、個人的にはゲーム機の購入を後押しする作品としては弱めか。とはいえ、Switch2を持っていたら全部購入したいタイトルではあるけども。今回のニンダイでは自社タイトルは控えめなので、今後の発表に期待したい!

新型ゲーム機の初期は新しいIPが積極的に生まれやすいタイミングなので、スプラトゥーンやアームズ、動物番長やルイージマンションみたいな奇抜なゲームを期待したいが、今の所その枠が車椅子バスケの『ドラッグアンドドライブ』。任天堂の作品の割に、無機質なキャラデザで全体的に地味な印象を受けるゲームだったのが残念。プレイすると面白いかもだけど流行らなそう・・・

Switch2でソフトの価格帯が大幅アップ!?

マリオカートワールドで9,000円。ドンキーコングバナンザで8,000円。1本あたりのソフト価格が厳しくなってきた。任天堂でこの価格帯なので、サードパーティ製で1万超えるソフトが普通に出てくるかもしれない。SFC時代の価格に近づいてきたな・・・Switch2はカタログチケットに対応していないのが痛い。パッケージユーザーや小売店への配慮を無くして、ダウンロード版のみの販売になればもう少し安くなるとは思うが、パッケージ版が0になる時代はもう少し先か。

旧SwitchソフトがSwitch2でパワーアップ

旧SwitchのソフトをSwitch2で遊ぶ事でロードや処理の快適性が上がる可能性があるとのことだが、Switch2の中に旧Switchのエミュレーターが搭載されているわけではなく、リアルタイムでSwitch2用に動作するよう処理している方式なので、Switch2と相性が良いソフトや任天堂ソフトなら問題ないが、一部ソフトではプレイできないレベルでは無いが動作不良が起こる様子。

Switch2エディションとして発売するソフト

任天堂の一部ゲームは”Switch2エディション”として、旧Switchで発売したソフトのアップグレード版を販売するとのこと。Switch2への正式対応で、画質やfps向上が約束されている。

  • ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(ナビ機能の追加)
  • ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダム(ナビ機能、クラフトQR共有の追加)
  • 星のカービィ ディスカバリー(追加コンテンツあり)
  • マリオパーティジャンボリー(追加コンテンツあり)

2025年4月2日の発表時点ではこの4作品。旧Switchでゲームを既に持っている場合は、ゼルダは追加1,000円でSwitch2エディションへアップデート可能。これは嬉しい!また、カービィやマリパはSwitch2エディション用に追加のDLCが含まれるので2,000円という設定になっている。

Switch2の仕様について

最終的には分解しないとわからない部分が多いと思うが、現在発表されている点や先行体験からの情報からみると下記のようなイメージ

  • 4K+60fps+HDR、FHD+120fps+HDR(テレビモード時。メトプラ4ではどちらも実現可能)
  • 内蔵ストレージ256GB
  • 携帯モードのディスプレイはFHD。液晶ディスプレイ7.9インチ
  • レイトレ、DLSS対応(NVIDIAからの発表)
  • グラフィック性能は旧Switchの10倍
  • プロコンや別売りのグリップには背面ボタンを2つ追加
  • 旧Switchのゲームプレイも可能。ただし一部ゲームは動作が安定しないシーンもあり
  • マイクやスピーカーの性能は高そう
  • おすそわけプレイはストリーミング方式(遅延あり)。別本体にゲームをDLさせる必要は無い
  • ゲームカードやSDカードは最新式。ロード改善。ブレワイのファストトラベルが5秒くらい
  • 『Cボタン』でゲーム機側でチャット、テレビ電話、画面共有機能
  • マウス操作からスティック操作にシームレスに変更可能(メトプラ4で実現)
  • ゲームの入力遅延が少ない?(スト6を体験した人の声)

発売前の情報での、ざっくり性能比較で
【XboxS≧PS4PRO≧Switch2TV>>Switch2携帯=PS4】
このような感じか。実機でプレイすると数字上よりリッチな体験ができそうではあるが、任天堂ソフトはともかく、サード製ソフトはある程度最適化を頑張る必要はありそうだ。サイバーパンクは7週間ほどでSwitch2体験会用に仕上げたようだけど、まだ完成系では無いとのことなので、最適化させるにはそれなりの工数は必要だろう。体験会用のストリートファイター6は、ゲームプレイは快適だけど背景の作り込み具合はPS4準拠。スト6も今後の調整でPS5に近い調整になるのか期待したい。

Switch2が発売して数年はスペック問題で困らなそうだけど、5年後くらいにはPS5やPCほどのスペックは”マスト”だよね〜という流れになっていくのだろうか。高スペックなゲームをプレイするには今後もPS5〜PS6やPCは必要になっていくかもしれない。

『Cボタン』のチャット機能は個人的にはいらない要素。他ハードも含めてなるべくゲーム機側で処理させたく無いのでスマホやPCを引き続き活用したいけど、マリオパーティのようにゲームへ遊びとして対応しているソフトであれば面白い要素にはなりそう。3DSの3D機能のように、システム側で専用にメモリを保持しているとかであれば、プレイ中のゲームにまわして欲しい気持ちが正直なところなので、数年後のチャット機能がどのような扱いになっているか気になるところ。

Switch2いつ買うか

新作のマリオカートはいつプレイしても人口はたくさんいると思うので、マリカーとSwitch2を急いで購入する必要は無いとは思うが、『旧Switchのゲームが動く+待ってれば任天堂のゲームが出る』ことを考えると、いつ買っても損はないので少しでも興味ある場合は早めに買っておきたい。旧Switchの時は、スプラトゥーン3のタイミングで本体在庫が枯渇したので、大型タイトルが出る前に、プロコン2なども含めて揃えておきたい。

2025年4月4日からマイニンテンドーストアにて、1回目の抽選予約が始まったので、まだ申し込みしていない人は急げ!

マイニンテンドーでの抽選予約をする場合は、以下3つの条件を達成している必要あり。
①ニンテンドーオンラインに加入している
②2月28日時点で50時間のゲームプレイ
③ニンテンドーオンラインに累積で1年以上

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