大合奏!バンドブラザーズP(Ver1.0) プレイレビュー

大合奏!バンドブラザーズP(Ver1.0) プレイレビュー

バンブラP
手元のゲーム機が楽器になる
自宅がライブハウスやで!



発売日:2013年11月14日
ジャンル:音楽ソフト
対応機種:3DS

バンブラP 公式
3DSが楽器に変身!『大合奏バンドブラザーズP』発売紹介!
大合奏!バンドブラザーズP 更新データのおしらせ
 LUIが多少改善されました
任天堂がおくるリズム演奏ゲーム『バンドブラザーズ』シリーズの最新作が登場した。
DS→3DSのスペックアップにより、ゲームの本質そのままに様々な部分がパワーアップしている。
楽器が弾ける弾けない関係ない!!
3DS一台でギターにもフルートにもドラムにもなるぞ!
このゲームに終わりはなく、
演奏するのもよし、作曲するのもよし、ラジオ機能を楽しむのもよし・・・3DSの終焉まで付き合えるソフトだ。
現に、前作の『バンブラDX』はつい最近の曲まで扱っていてビックリした。

以下レビュー↓

ブログレビュー用 ゲーム性

□演奏

○スペックアップによるパート増加!音質向上!
パート数が8から10に増えたことで表現の幅が広がった。また、3DSのスピーカーのおかげで迫力ある演奏が楽しめる。ヘッドホンを装着すると、低音もハッキリ聞こえていい感じ!
(※ボリュームは曲自体で変わります。3DSLLの音質は確認していません)
○止めどきが分からないインターネットマルチプレイ
遊びの変化としては一人でプレイするのも、インターネットマルチプレイするのも特に変わりはない。
ましては、顔の見えない相手だし・・・
と思ったら面白すぎワロタ
プレイ体験が変わると言うよりは、”雰囲気”が変わると言った方が正確だ。
皆で一つの曲を演奏しきろうと頑張る気持がひしひしと伝わってくるので、その雰囲気に魅了されて止めどきが分からなくなる。グダグダ演奏も人間味がありほほえましくもなる。
【インターネットマルチプレイする上でのルール】
・最大10人プレイ可能
・一定時間内に集まらなければ2人以上で開始
・決まったフレンドとマッチングする機能はない。ランダムマッチのみ
・自作曲の持ち込み不可能
・ダウンロード曲なら持ち込み可能(相手が楽譜を所持していなくても良い)
・自分の知らない曲。未体験の曲に触れられる
・演奏する曲は参加プレイヤーから3曲チョイスされる
・ランダムで選ばれた3名が曲を選べる
・3曲演奏後、成績が良いとアンコールによって4曲目に突入!?
・パート(楽器)の選択は早い者勝ち
・パート数とプレイヤー数が等しくない場合は重複して演奏する(残った人のパートはランダムで決まる)
・通信する際に、プレイヤーデータと楽譜データの送受信をするのでちょっとした待機時間がある。
 (そんなに長いものではないので、気にしなくて良い。)

演奏中の音はちゃんと同期しているので、”皆で演奏してる感”がちゃんと味わえる。





これは俺の体験談だが、
3曲目にメロディが寝落ちしてしまったのか反応が無くなり、メロディなしのインストバージョンになってしまったことがある。
○もうちょっと調整が欲しかったインターネットマルチプレイ
【インターネットマルチプレイのおおまかな流れ】
1、マッチング
2、曲提出
3、パート選択
4、演奏(3曲)
5、アンコールの4曲目
6、打ち上げ(簡単な定型文で会話できる。おつかれ~みたいな)

ここで気になるのが、3番のパート選択だ。
楽しい部分を演奏したい気持ちは分かるが、3曲ともメロディを選択。曲を知らなくてもメロディを選択。しようとする人がいる。それに限らず希望パートを選択できない事が多々あるため、選択する権利は皆平等にし、そこから抽選で決まる仕様にして欲しかった。
○難易度・楽器ごとによる様々な操作
【ビギナー/アマ/プロ/マスター】
4段階の操作方法がある。プレイヤーの身の丈に合った難易度を選ぼう。
・アマ:十字左ボタン&Aボタンのみ
・プロ:十字&ABXYボタン
・マスター:十字&ABXYボタン(LRで音を上げる)
といったように、難易度を上げると使用ボタンが増える
一番簡単な”ビギナー”の仕様は、流れてくる音符をどのボタンで押してもカウントされる・・・というのは前作までの話で、今作では何故か仕様が変更されている。
バンブラP ビギナー
上の画像が”ビギナー”の操作である。上から降ってくる音符を下のバーで拾っていく。
てっきりボーカルをチョイスした時の専用演奏かと思ったら”ビギナー”操作にも採用してくるとは・・・
これでは練習にもならないし、そもそもこの操作は譜面によってはそれなりの難易度があるのでちょっと違う気がする。
システム自体は面白いので、ボーカルのみではなく木管楽器の選択肢として採用してたらまた違ったかもしれない。
降ってくる音符が息(ブレス)っぽいし、このシステムならある程度の鬼畜譜面にも対応できるので、ゲームとして成立する譜面が増えるのではないか。
バンブラP操作
ドラムやギターにも専用の操作方法がある。
とくにドラムはタッチドラムを採用したことで、対応できる幅が増えたのではないだろうか。
(もちろんある程度の技術を要する)
○劣化した演奏インターフェース
上画面に流れる楽譜(ボタンの流れ)の視野が狭くなった。
前作は4小節まで確認できたのに対し、今作は3小節までしか先をみる事が出来ない。これは地味にきつかったりする。
また、マスター操作をする際の”LRボタン”の位置が変更されたので、前作に慣れていると確認が大変である。
曲の練習モードへ瞬時に移動が出来ない。
いちど通常のライブモードでゲームを始め、ゲームの中断をはさんでやっと練習モードにたどり着ける。
なぜこんなに使いづらいのか。
練習モードのみならず、目的の場所にたどり着くのにワンクリックではたどり着けず、手間がかかる。
□作曲
前作と大きな違いはみられない。とくにこれといって使いやすくはないが、作曲は充分できる。
DTM(音楽をつくること)入門にはもってこいのツールであると思う。
・最大小節数120⇒150に増えた
・楽器の種類が58⇒72に増えた

個人的だが、オタマジャクシを配置するより、ピアノロールの方がなじみ深いので、そちらが良かった。
domino1.png
ブログレビュー用 その他
○ダウンロードできる曲は最大3000曲!
 バンブラP トマト
ハードのスペックアップにより、追加ソフトを買わなくてもSDカードを利用することで曲数を増設する事が可能となった。
パッケージ(DL版はなくてOK)に付属されているコードを入力することで、最初の100曲は無料でダウンロード可能。
その後は上画像の値段で曲数枠を増やす事が出来る。
トマト1個(有効期限5カ月)=ダウンロード1曲 
また、2013/12/1までにトマト10個無料キャンペーンを開催している。これにより110個は無料となる。
※注意:トマト100個コードだけを抜き取り小売店へ売却する手法が流行っています。中古購入はキケンなので非推奨。
○自分の分身がボーカロイドに!
バンブラPボーかロイド
ゲームの冒頭で自分の分身を作ることになる。このボーカロイドは演奏でも使用でき、ちゃんと歌ってくれる。
『バンブラP』で新しく採用されたコンテンツだ。
内側カメラで写真を撮り、声をマイク越しに入力することで誕生する。ちなみにインターネットを利用する際にその分身が使用されるため、ゲーム内で顔を隠す設定を有効にしないと顔を晒すことになる。
○凝ってるラジオ
インターネットにつなぐことで、最新の曲や人気ダウンロード曲の紹介をラジオ形式でお届けしてくれる。
これがなかなか面白く、クセになる出来だ。
ちなみに声優さんは本家本元のニッポン放送のアナウンサー群である。
○何故か削除された前作の要素
・ダウンロードした曲を組み合わて音楽プレイヤーとなるプレイリストが無くなった
・曲を選ぶ時ディスクパラパラ~じゃない
・バーバラ様の楽器のトリビア講座が無くなった
・任天堂曲が流れる楽器のデモ演奏が無くなった
・フリー演奏が無くなった(鍵盤やギターやボタンでの演奏)
・ダウンロードした曲を一覧で確認できない
・初期収録曲がゲスト音楽家のオリジナルのみ
・曲の曲調を(ジャズや和風)変える遊びが無くなった
・自分の声で歌うカラオケが無くなった
・自分の技量をはかるランク上昇モードが無くなった
・解放曲が存在しない
・1カートリッジでみんなと遊べる”ダウンロードプレイ”の廃止


ブログレビュー用 総評
万を時して登場した『大合奏!バンドブラザーズP』
ゲームとしてのクオリティは相変わらず高い。
好きな音楽がリズムゲームとなるバンブラはモチベを高く維持しながら遊べる。
ゲーム内容は楽しいですし、オススメに値するゲームなのですが・・・・・
もうちょっとまともな開発ができたはず。
開発が任天堂からインテリジェントシステムズ(ファイアーエムブレムなど)に移行した『バンブラP』
その代償か、
前作で好評だったシステムがこぞって削除されており、加えてゲームの快適さに影響するインターフェースも雑。
前作の完全パワーアップとは言い切れない内容となった。
★良い点
・好きな曲が音ゲーに
・作曲もできるクリエイティブなゲーム
・インターネットマルチプレイが面白い
・ラジオが面白い
・100曲以上ダウンロードできる
・パート数の増加&楽器の増加

★悪い点
・雑なインターフェース
・何故かアバターの衣装変更が自由にできない
・曲検索機能が微妙
・前作から削除されたシステムが多い(新規の人にはマイナスになりづらい)
・トマトに使用期限がある(5カ月間)
・インターネットマルチプレイのパートの醜いとりあい
・自作曲はインターネットマルチプレイ未対応(仕方ないのは理解できる)
・ダウンロードプレイの廃止は任天堂らしくない
・ラジオから流れてくる曲のボーカル部分のON/OFF機能がない

点数は82点
発売前は90点くらいの気持ちでいたのだが、惜しい点が多く良ゲーラインでとどまった。
面白さの本質は変わっていないので、これから長い間つきあいそうだ。ゲーム曲でも打ち込んで一人で遊ぼうかな。
QRコードでの交換が可能だったら幅が広がりそうだけど、そうしたらダウンロード曲の意味が無くなるか。
自分の分身を作る時何度やっても女になるんだが!どうなってんの!
なんど挑戦してもおっぱいついてくるんだけど!どうなってるの!
※写真と声(?)の判定で勝手に性別がきまるみたい

07.ゲーム採点レビューカテゴリの最新記事